目次 [hide]

バクーの旧市街と世界無形遺産に登録されている絨毯。
国がどの辺りにあるのかさえ曖昧な、日本人にはまだまだ知名度が低いアゼルバイジャン。アゼルバイジャンはカスピ海に面した国で、その首都のバクーは人口200万人を超えるコーカサスで最も大きな街です。カスピ海でとれる石油によって発展し、「第二のドバイ」にになるのでは、とも言われています。近未来的な建築物がある一方で、シルクロードの中継地として発展した旧市街もあるこの国、首都バクーのみどころ5つをご紹介します。
首都 | バクー |
言語 | アゼルバイジャン語 |
宗教 | イスラム教、ロシア正教 |
通貨 | 通貨単位はマナト(Manat) |
時差 | 日本との時差は-5時間(日本が正午のとき、アゼルバイジャンは7:00) |
伝説の残る望楼と、世界遺産の宮殿は必見

近寄ると意外と高い乙女の望楼
旧市街にある、「乙女の望楼」と「シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿」はいずれも世界遺産に登録されており、バクーの見どころの1つです。「乙女の望楼」の内部にはらせん階段がありバクーの歴史などの展示を見ながら屋上まで上がることができます。この望楼に残る伝説によると、かつてバクーを治めていたモンゴル人の王が自分の娘に言い寄り、嘆き悲しんだ娘がこの望楼からカスピ海に身を投げたといいます。現在では海は楼から離れたところにありますが、昔は楼のあたりまで海だったことが分かります。

旧市街の喧騒の中でひっそり静かな宮殿
もう1つの見どころが宮殿です。14世紀ごろにこの地を治めていた一族によって建てられ、その一族の名前が付けられました。近代化の影響を受けることなく、ここにはイスラムの香りが漂っています。
住所 | Shirvanshahs’ Palace, Neftchillar Pros, Baku, Azerbaijan |
アクセス | イチェリシャハル駅から徒歩約20分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
入場料 | 10マナト(約650円) |
住所 | Shirvanshahs’ Palace, Neftchillar Pros, Baku, Azerbaijan |
アクセス | イチェリシャハル駅から徒歩約5分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
入場料 | 10マナト(約650円) |

キャビアも獲れるカスピ海

ゆったりとした時間が流れるカスピ海
バクーの街からカスピ海は近く、遊歩道や公園が整備されており、カフェなどもあるので市民や観光客にとっても憩いの場になっています。湖岸は段になっているため、手をのばせば水に触れることができます。「海」とはいえ、どう考えても湖ですが、2018年に沿岸5か国で締結された協定によって「海」と結論付けられたそうです。

高台からみたバクーの街
旧市街の南側にはケーブルカーがあり、高台からカスピ海を眺めると、一層その大きさを実感できるでしょう。高台には慰霊公園があり、ソ連末期の争乱や、アルメニアとの戦争で犠牲になった人々が祀られています。なお、カスピ海では昔からチョウザメが獲れるため、マーケットではキャビアに出会えるかもしれません。ただし近年は乱獲や気候変動によって数が激減しており、今後の対応が必要です。
住所 | Neftchiler Avenue Baku, Azerbaijan |
アクセス | バクー駅から徒歩約15分 |
営業時間 | 24時間 |
生鮮食品も家電も何でも揃う!タザ・バザール!

日本で見ることのないものばかりでワクワク!
バクー中心部にあるタザ・バザールは観光客も訪れますが地元に根差している市場で、日本ではみることのない興味深い品物がずらりと並びます。日用品や家電、家畜も売られています。ウサギが売っていましたがペット用でしょうか・・。カスピ海で獲れたであろうチョウザメもゴロンと横たわっています。ドライフルーツや瓶詰にされたピクルスなどが大量に陳列されていて、ぶらぶら歩いているだけでも楽しめます。

チャイにはレモンを入れて飲むのがアゼルバイジャン流。
アゼルバイジャンはコーヒーよりも断然チャイの国。チャイとは日本でいうと紅茶に近いものです。市場にもチャイが売られているのでお土産にもってこい!?かもしれません。
住所 | Salatin Asgarova,Baku |
アクセス | バクー駅から徒歩約15分 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
古代の火が燃え続ける拝火教寺院も訪れてみたい。

簡素でも厳かな雰囲気の寺院
バクーから東へ少しいったところに、拝火教寺院があります。拝火教とは文字通り火を崇拝する宗教で、紀元前7世紀ごろ現在のイランあたりで生まれたとされています。別名は「ゾロアスター教」ともいわれ、聞いたことがあるのではないでしょうか。この寺院には真ん中に崇拝の対象となる「永遠の炎」が据えられ、あとは広場と周りに石造りの僧房があります。僧房の中には残された生活用具や人形があり、昔の寺院の様子が分かるようになっています。

火がずーっと消えていないというロマン
バクーの北へ少しいったところにヤナル・ダグという山があります。実際には山というより丘ですが、地下から噴き出る天然ガスにあるとき火がつき、消えることなく燃え続けて今日に至ります。幻想的な火を見ていると、絶えることなく燃え続ける火を昔の人が崇拝した理由もわかるような気がします。
住所 | Surakhani, Baku, Azerbaijan |
アクセス | バクー旧市街から車で約30分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
奇抜な「ヘイダル・アリエフ・センター」!

広大な土地にぴったりなヘイダル・アリエフ・センター
見る角度によって表情を変える、流線形の建築物、ヘイダル・アリエフ・センターです。アゼルバイジャンの歴史や文化を紹介するミュージアムや美術館など、様々な文化施設として利用されています。この施設を手掛けたのは、日本の新国立競技場設計のコンペで一旦選ばれたものの、巨額な建設費が理由で白紙になってしまった、あのザハ・ハディド氏です。なるほど圧倒的なデザイン性ですが、この国のオイルマネーがあるからこそ実現できたのかな、という気もします。

ド派手な夜のフレイムタワー
アゼルバイジャンには他にも奇抜な建築物が多くあります。絨毯博物館は絨毯を丸めたような建築で、訪れた人を圧倒します。なかでも有名なのはフレイムタワーです。このタワーは街のいたるところから見えるシンボル的存在です。火をモチーフにしており、夜には様々な色にライトアップされます。
住所 | 1 Heydər Əliyev prospekti, Bakı 1033 Azerbaijan |
アクセス | バクー駅から車で約20分 |
営業時間 | 11:00~19:00(土日は~18:00) ※月曜定休日 |
入場料 | 15マナト(約1,000円) |

まとめ
いかがでしたか?アゼルバイジャンの首都バクーでぜひ訪れていただきたいスポットを5つご紹介しました。カスピ海に面した小さな国でありながら、さまざまな発展をし続けるアゼルバイジャン。ぜひ次の旅行先の候補に入れてみては?